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68章:音信不通
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68章:音信不通
翌日のバレンタインデー、拓也は誰からもチョコレートを貰わずに帰宅した。拓也の勤める銀行でも人件費削減のために一般職の女性行員の採用を年々減らしており、部内には派遣社員を除いて一人も女性が居なかったのだから当然と言えば当然の結果であった。だが数日後に歩美からチョコレートを貰えるのではないかという淡い期待が打ち砕かれた直後とあって、拓也は世の中のあらゆる女から見捨てらたような気がした。それから藁にもすがる思いで友里にメールしたが、友里は元彼とディズニーリゾートを満喫しているのか、いつまで待っても返信が無かった。
拓也は友里の事を考えた。友里はその若い男と一夜を過ごすのだろうか。本来ならば来週の平日、歩美と昼間からディズニーリゾートでデートしている筈だったのに、昨夜、知り合ったばかりの女が男とディズニーリゾートでデートするのを少なからず嫉妬することになるとは。何か因縁めいたものを感じながら、拓也は自分の気の多さが薬にも毒にもなり得ることに改めて気づかされた。
それから二、三日が経ち、再び友里からメールが来て、何度かやり取りしたのも束の間、誕生日を過ぎた頃には、いくら拓也が連絡しても友里からは全くメールが来なくなった。そして相変わらず歩美から連絡は無かった。
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無題 ©著者:阿久津竜二
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