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66章:友里
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66章:友里
女の口が開いた。
「スカウトか何か?」
「イヤ、普通のサラリーマンだよ。東京駅の近くで働いてて、今日は仕事帰り。家は千葉なんだけどね。ドンキで何買ったの?明日のバレンタインデーのチョコレートとか?」
「お父さんと弟にあげる、うまい棒。安く済まそうと思って」
女の表情に少し笑みが浮かぶ。
「ふーん。彼氏に買ってあげたんじゃないんだ。」
「彼氏はいないよ。でも明日、中学校の時の元彼とディズニー行くんだ。」
「えー、じゃあ、明日のデートがきっかけで復活したりして。」
「中学の時の元彼だから、全然何もしてないんだけどね。」
その表現に性に対するオープンさを感じた拓也は少し笑いながらも、明日のデートがきっかけで二人が付き合いださないことを祈った。
「どうやって元彼と再会したの?」
「こないだの成人式。」
「えー、じゃあ二十歳なんだ?」
「早生まれだから、まだ十九。」
「俺も早生まれだよ。来週、誕生日。」
「本当に?私も来週、誕生日だよ。」
聞けば拓也とその女の誕生日は僅か1日違いであった。お互いへの親近感からか会話は弾み、五分程立ち話をした後、二人は連絡先を交換して別れた。女のメールアドレスには数字が入っており、本当に拓也と誕生日が1日違いらしかった。十四歳年下ではあるが拓也と誕生日が1日違いのその女は友里という名前で、ららぽーとのアパレルショップの店員だと言う。拓也も以前ららぽーとに行った時にその店の前を通りかかったことがあったが、有名なギャル系のアパレルショップとしてそれなりに美人の店員ばかり揃えていた記憶がある。歩美のことを忘れるには友里はうってつけの女に思えた。拓也は友里と連絡先を交換出来たことに満足を覚えながら家路に着いた。
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無題 ©著者:阿久津竜二
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