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65章:ナンパ
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65章:ナンパ
白いコートの女は中華料理屋の前の横断歩道を渡り、船橋駅方面に向かって歩いていた。小雨降るなか、傘をささずに手にはバッグとドン・キホーテの黄色いビニール袋を提げており、その歩行速度は意外にも早い。拓也は徐々に距離を詰めようとしながら後を追い、京成船橋駅を過ぎた辺りで普段からキャバクラのボーイや客引きの男がたむろする交差点に差し掛かった。もしも女が交差点を右に曲がれば、そこはスナックやキャバクラが入居するビルが何軒も建ち並ぶ一角であり、ボーイや客引きの前で出勤前の水商売の女をナンパするのは気が引ける。そう思った拓也だったが、幸い女はそのまま真っ直ぐに歩き続け、船橋駅に向かって行った。拓也は意を決して女のもとへ駆け出し、隣に並ぶと同時に持っていた傘を女の頭にも掛かるようにして話し掛けた。
「こんばんは。さっきドンキで買い物してたよね。」
女は立ち止まって拓也を見つめた。その顔は少し驚いているが、警戒している様子は無く、寧ろ柔和な感じである。拓也は話しを続けた。
「ビックリさせてゴメンね。実はドンキで見かけて、ちょっと可愛いなって思って、ここまで付いてきちゃったんだ。」
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