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48章:謝礼
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48章:謝礼
部屋を出る直前、拓也は歩美にいつも渡していた現金を渡してないことに気がついた。拓也が財布から現金を取り出して歩美に渡そうとすると、歩美は一度固辞した。
「お金なんていいよ。」
「なんで?気持ち程度だけど受けとってよ。」
さっきまでのセックスで得た満足感からすれば、金額はあまりに少なく却って申し訳ないような気もするが、それでも歩美にとっては無いよりは助かるはずである。歩美の言葉を嬉しく感じつつ、拓也は現金を歩美の手に押し付けるようにして渡した。こんな時に女心を分かった男ならば、歩美の言葉に甘えるのかもしれない。だが拓也にとって、薄っすらとしか意識していないものの、その現金は感謝の気持ちを表すものであると同時にけじめを付ける意味でもあった。
エレベーターで下まで降り、駐車場に停めた軽自動車に乗り込むと、歩美が拓也に聞いた。
「このあと、どうする?」
拓也は妻子のことが気になっていた。食事だけの親睦会と伝えているため、帰りがあまり遅くなるのは困る。だが、歩美は拓也ともう少しだけ一緒に居たい様子に見えた。
「飯でも行く?俺はどっちでも良いけど、とりあえず駅まで行ってもらえないかな?行くんだったら車2台で行こうよ」
飯塚駅まで戻ると、拓也はコインパーキングに停めていた妻の実家の車に乗り込み、歩美の軽自動車の後を追うようにして車を走らせた。
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