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32章:ドライブ
店を出て、先程来た道を戻りながら、拓也は歩美に今から一緒に温泉に行かないかと誘った。
「私、今日生理なんよ。」
「家族風呂だったら大丈夫じゃないかな。」
「こんな時間に空いてる所あるん?」
拓也は、博多から空港に向かう3号線の途中に万葉の湯という温泉施設の看板があったことを思い出していた。その施設に行ったことはなかったが、由布院から毎日、温泉水を運んで来ているということは知っていた。すぐに携帯のブラウザで万葉の湯を検索すると深夜も営業していることが分かった。
レオパレスホテルの立体駐車場に戻ると、拓也は歩美の軽自動車の助手席に乗った。中古で安く買ったという車は7月に乗せてもらった軽自動車より年式が古く、カーナビは付いていない。この頼りない車で歩美は小竹から博多まで往復しているのだ。そう思うと拓也は歩美の交通安全を祈らずにはいられなかった。 運転席の歩美はハンドル片手に煙草を吸いながら、時折、気だるそうな表情を見せる。その様子が余計危うくて、拓也の心配事が一つ増えたのであった。
歩美の運転する車は拓也の道案内で筑紫通りから百年橋通りに出ると、3号線を直進した。拓也は目を凝らして万葉の湯の看板が現れるのを待ち構え、果たして看板を見つけると、3号線をそのまま進み、本来、左折するべき交差点を通り越した次の交差点を左折して、更に左折を二回繰り返して、万葉の湯の駐車場に到着した。
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無題 ©著者:阿久津竜二
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