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31章:会計
鉄板に熱々の肉料理が運ばれると、箸をつつきながら二人は会話した。
いつしか話題は好きな異性のタイプから年末年始の過ごし方に移っていた。歩美は年明けに知人達と広島までスノーボードに行くのを楽しみにしている様子であった。知人達と言っても、全員が知り合いではないらしく、どうやら男女混じっての旅行らしい。中洲のマットヘルスに勤めるようになってから、新しい出会いでもあったのだろうか。急に心がザワザワし始め、落ち着きを取り戻すために拓也はグラスに手を伸ばしたが、烏龍茶はいくら飲んでも酔うことが出来ない。率直な付き合いを望んでいた拓也であったが、内心動揺していることを歩美に悟られないよう、食事中は努めて明るく振る舞った。
食事を終えて会計のために店員を呼ぶと、すぐに伝票が出てきた。伝票を受け取り、財布を出そうとした拓也に歩美が言った。
「いくら?私も出すよ。」
拓也にはデートの時に少しでも女に金を出させるのを良しとしない、昔気質な所があった。だが、金を出すと言われて嫌な気分になるわけではなく、その気持ちは有難いと思う。まして歩美とは最初、客と風俗嬢という関係だったのだから、尚更であった。当然、歩美の申し出は断ったが、拓也は歩美の気遣いが嬉しくて堪らなかった。
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