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27章:ヒョウ柄
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27章:ヒョウ柄
チェックインを済ませ、部屋に着くと、すぐに歩美からメールが届いた。博多には着いたが、レオパレスホテルの場所が分からないという。拓也はすぐに歩美に電話して、筑紫口を出た先の大通りをヨドバシカメラがある方向に進むように伝える。そして、コートも羽織らずに部屋を出てエレベーターで下に降り、エントランスに向かった。
それから五分も経たないうちに、一台の軽自動車がホテルの少し手前で止まった。歩美だった。拓也と目が合った途端、歩美の顔に笑みが浮かんだ。それを見て微笑んだ拓也は歩美の車まで近づき、助手席の窓を下ろした歩美にエントランス脇の立体駐車場に車を入れるように伝えた。
車を停めて駐車場から出てきた歩美は、ヒョウ柄の毛皮風の上着にデニムのミニスカートとブーツを合わせていた。拓也の嫌いな格好ではないが、ホテルの雰囲気を考えると、かなり浮きそうな格好である。
拓也は部屋に財布や携帯を置いたまま歩美を出迎えに来ていた。そのまま食事に行くことはできない。
「一旦、部屋に行こう」そう言って拓也は歩美と一緒にエントランスを抜け、フロントを横目に見ながらエレベーターに向かった。フロントにいた従業員からすれば、デリヘル嬢が客に下まで降りてきてもらい、客と一緒に部屋に向かう光景としか映っていなかったであろう。だがその夜、二人の関係はデリヘル嬢と客の関係では無かった。風俗嬢と客の裏引きとも違う。拓也は、部屋に着くなり歩美に向かって言った。
「会いたかったよ」
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無題 ©著者:阿久津竜二
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