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24章:年の瀬
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24章:年の瀬
暮れも押し迫った12月の終わり、拓也の福岡への帰省に合わせて二人は会う約束をした。家族には大晦日に帰ると告げ、その前日、仕事を終えてから東京駅発の新幹線で博多に直行し、夜11時過ぎにレオパレスホテル博多で歩美と会う段取りである。今回は車で来るという歩美のために拓也は駐車場付き、ダブルベッドの宿泊プランを予約し、準備万端でその日が来るのを待った。
当日、年内最後の仕事を終えて、拓也は同僚や上司への挨拶もそこそこに切り上げ、東京駅に向かった。新幹線に乗る前に、拓也は東京駅構内で家族に渡す分と歩美に渡す分の土産として東京ばななを買った。10月の福岡出張では朝、羽田空港に着いた時から上司と一緒だったため、歩美に土産を買うことが出来なかったが、今回は必ず買おうと決めていたのである。
新幹線は定刻通りに出発し、拓也は新横浜を過ぎた辺りで歩美にメールを送った。まだ時刻は6時前であった。
それから新幹線は静岡を通過し、名古屋に着いた。まだ歩美からメールは来ない。しかし拓也は歩美が夜型の生活を送っているのを知っているため、駅のホームや客室内を眺め、行き交う人々の帰省に思いを馳せたりしながら、気長に連絡を待っていた。
いつしか新幹線は京都を過ぎ、新大阪に着いた。まだ博多に着くまではだいぶ時間があるが、このまま何もせずに待つのも不安である。拓也は歩美に「今日、大丈夫かな?」とメールを送った。
新幹線はトンネルに入るたびに電波が入りづらくなる。拓也は何度となくメールセンターに問い合わせを行い、携帯を握りしめたまま連絡を待っていると、岡山を過ぎた辺りで歩美からメールが届いた。
「生理になっちゃいました。どうしましょう。」
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無題 ©著者:阿久津竜二
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