夜のケータイ小説サイト「ホスラブ小説」
-book.hostlove.com-
ホスラブ小説
ホスト,キャバ,風俗等のちょっと大人の無料ケータイ小説!PC,スマホ、ガラケー全対応!
1章:震災のあとで
(1/1)
メニューを閉じる
ホスラブ小説ホーム
あなたのしおり一覧
小説総合ランキング
ピックアップ作品一覧
昨日の閲覧上昇作品
作品評価ランキング
カテゴリ別ランキング
作者別ランキング
新着作品から探す(カテゴリ別)
みんなのレビュー
みんなの作者ニュース
みんなのファン登録
小説を作成
作者ログイン
小説ご利用ガイド
サイトニュース
1章:震災のあとで
拓也は新幹線の中で、梓にメールを送った。梓とは、昨年末、妻の実家に帰省する前に立ち寄った福岡のデリヘルで知り合った女である。21歳の元キャバクラ嬢で、実家は東区の香椎辺りだが、博多で一人暮らししているという。小柄で巨乳、ショートカットの髪形。くりくりした大きな瞳の下にはスッと通った鼻筋があり、唇がぷっくりした感じも拓也の好みであった。それらは恐らく最新のメイクの為せる仕業なのだろうが、梓はファッションにもメイクにも流行を上手く取り入れていた。
その梓と博多で会う約束を昨夜のうちに取り付けており、当日到着の時間を連絡することになっていたのである。
拓也は東日本大震災のあと出張先のニューヨークから自宅のある千葉に戻り、すぐに静岡の実家に直行して、そのまま数日間を実家で過ごしていた。妻子に会う約束の日の前日、静岡駅から新幹線に乗り、名古屋で乗り換えた拓也が梓にメールを送ったのは京都を過ぎた頃であった。所詮、風俗で知り合った男女である。拓也は博多に着くまでにメールの返信が来ない事態も想定していたが、幸いにして広島に着く前には梓から返信があり、予定通り午後3時半に待ち合わせることになった。
博多駅に着いたあと、拓也は前日に予約しておいた博多駅口にあるビジネスホテルにチェックインし、ホテルの目の前のコンビニに自分の分と梓の分の飲み物を買いに行った。拓也は女に好かれたいがために色々と気遣いする男である。ホテルは周辺のビジネスホテルに比べて、決して料金が高い訳ではないが、エントランスやロビーが広く、改装を終えてから日も浅い。予約した部屋は、モダンな造りのツインベッドの部屋であった。こういう部屋に泊まるのは気分が良いし、何より部屋に訪れる女の自分に対する印象も良くなるのである。また、ツインベッドの部屋を予約しておくと女の分のバスタオルをわざわざフロントに頼まなくて良いという気安さがあった。
部屋に戻るとすぐに、梓からもうすぐ着くというメールが来た。再びエレベーターで降り、玄関を出ると、向こうの方から歩いてくる梓の姿を見つけた。
<前へ
1 /70
次へ>
しおりを挟む
この小説の「目次」を見る
この小説の「レビュー」を見る
この小説の「トップ」へ
※この小説を友だちに教える⇒
メール
無題 ©著者:阿久津竜二
しおり一覧
小説を探す
小説を作成
作者ログイン
夜のケータイ小説サイト「ホスラブ小説」
PC,スマホ、ガラケーで
全ての機能が利用できます!
http://book.hostlove.com
[ホスラブ小説]
広告募集係り
Copyright © hostlove.com All Rights Reserved.