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5章:直美 (10/10)



ラリって笑っていた直美...

俊の部屋で、俊は私の目を真っ直ぐ見て言った。

直美の事は忘れろと...

私は黙って頷いた。

そして俊と初めての肉体関係を持った。

私は処女ではない。

終わった後、沈黙が流れた...

『俺の前はどいつ?』と聞かれた。

言えない...

俊に問い詰められたが言えない。

俊は『もしかして?父親?』

気づいていたらしい。

私が泣きながら俊の家で御飯を食べた時に...

もう、俊とは会えない。

だから告白した。

記憶の限りの今までの私自身について...

不思議と冷静沈着な私だった。

だって、終わったんだもんね...

俊は、私を抱きしめた。

『俺がいる、もう大丈夫だ。美砂子は美砂子だ』と。

魂が抜けた様な私は

又、記憶を失った。

気づくと真夜中だった。

俊は、起きていた。

そして、その目は真っ赤だった。

泣いたの?と聞いた。

泣いてないと俊は答えた。

又、私をきつくきつく抱きしめた。

このまま時が止まって欲しいと

本気で願った。
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私は多重人格者 ©著者:美砂子

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