毎日毎日、繰り返される暴力と暴言...

今の私には、当時の記憶はほとんどない。

どうやって暮らしていたのか？学校生活も記憶はほとんどない。

小学六年生で初潮を迎えた。

母は
『身体で稼げるわね♪』と。

そして、初めて母から聞かされた...

『貴女は志摩さんにそっくり。私は貴女を見ると吐き気がするわ。志摩さんは私以上に厳しかった。死んだ時、笑いがとまらなかったわ。』

志摩とは祖母だ。

虐待の連鎖...

精神科に通院する様になってから知った言葉。

当時の私には、何もわからなかった。わかろうとの意思もなかった。

感情も感覚も何もない私は自殺すら考えなかった。