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6章:セフレ生活
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いつしか、俊くんちに泊まった帰りにヤケ酒を飲むのが日課になった。
そして酔って俊くんに電話することもあった。
だって家に行く回数増えても
一緒にいても、
同じ布団でイチャイチャしても、
DVDとかくっついて見てても
「付き合おう」とか話しはでない。なのにHは要求してくる。
当たり前だけど合鍵だってもらえない…。
セフレみたいな扱いがツラくて仕方なかった。
会う前はワクワクするのに帰りは必ず病む。
酒を飲まなきゃやっていけなかった。
でもまた次の日連絡きたり誘われたりすると、嬉しくて、縁を切れなかった。
俊くんから連絡があるってことは、私は必要とされてるんだって思っていた。
毎回この繰り返しだった。
でもどんなに飲みすぎてもバイトは両方とも休まず行った。
ショップ店員のバイトもみんないい人だし、自分のやりたいことだったからバイトは楽しかった。
居酒屋も長年続けてて楽なバイトだし楽しい。
バイト中は俊くんを忘れて仕事に没頭した。
学校は休んでしまった日はあったけど…
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セフレでも真剣に恋してる ©著者:梓
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