ホスト,キャバ,風俗等のちょっと大人の無料ケータイ小説!PC,スマホ、ガラケー全対応!

5章:ビックベッター (1/11)

5章:ビックベッター


それから1ヵ月程度たった頃俺にとって初めての事件が店の中で起こった。

俺はデビュー戦の日以降慣れるようにと一番テーブルを専門で撒かしてもらいそのかいもあって徐々に緊張もせず、チップの付け方にも慣れてきていた…。

キスクラの客層は、会社社長、夜社会の人々、ホステス、そして中でも何をやって稼いでるのか解らない奴らがその大半を占めていた…。

まぁハウス(キスクラ)にとっては誰であろうが、何をやっていようが、金さえ落としてくれさえすればそれでいい…。

俺がワンシューター(最低限、客がゲームをしなければならないゲーム数、おおよそ50ゲーム)

を撒き終わって、休憩をしていると、隣でシークラを読んでいた、安部ちゃんにインカムが飛んできた…。

『来たか…。』

俺は一瞬何かあったのかと想ったが、次の瞬間

『ビック開くぞ』

と安部ちゃんが少し緊張を伴った顔つきをしながら言った…。

『ビック』

それは選ばれし者達だけが向かう事の出来るテーブル…。


14 /99

※この小説を友だちに教える⇒メール

いいね LINEで送る

体温の意味 ©著者:ベジータ

夜のケータイ小説サイト「ホスラブ小説」
PC,スマホ、ガラケーで全ての機能が利用できます!

Copyright © hostlove.com All Rights Reserved.