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4章:カミングアウト
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4章:カミングアウト
付き合って1ヶ月。
私はそれまで、彼に子供がいることを黙ってました。
その時、私は地元に帰ることを決めてました。
彼との距離がまた遠くなるので、これを機に別れようと思ってました。
彼に別れを告げました。
彼『なんでそーなる?』
私「だって、電車で2時間もかかる所に私は引っ越すんだよ?遠距離とか、寂しがりの私には到底ムリ!」
彼『別にそれくらいなら、会いにいけるよ。』
私「イヤ!家にあげるつもりないし!」
彼『は?なんで?
今までは、親と暮らしてるからダメってのはわかったけど、今度は1人で暮らすんだろ?だったら、家行ってもいいだろ?男でもいんのか?』
私「ちがうよ!男なんていない!けど…。」
彼『けど何?』
私「私、ずっと黙ってたけど子供いるの!
そんなこと隠してるなんて最低でしょ?!
だから、私のことなんてふってください!」
彼『.…。知ってたよ。そんなの、初めて会った時から分かっとったわ!!』
えーーー!?
彼『でも、おまえ、いつまでたっても言わないからさー。
無理に聞くのもあれだから、おまえから話してくれるの待ってたんだよ。
俺は子供に会いたいよ!会って遊びたいくらいだわ!』
えーーー!!
彼『だから、そんな理由で別れないから。
俺から逃げられると思うなよ!(笑)』
その頃の彼の口癖みたいなものでした。
私が怒って、
大嫌い!別れる!
とか言うと、
『俺は好きだから別れない!俺から逃げられると思うなよ!一生離れないからな(* ̄ー ̄)』
なつかしいな…。
付き合いたてのころは、よく言ってくれてたな…。
怒ってる気持ちが一瞬で、ハッピーな気持ちに変わる魔法の言葉でした。
この頃の私には、二人があんな終わりかたをするなんて、思いもしませんでした.…。
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