ホスト,キャバ,風俗等のちょっと大人の無料ケータイ小説!PC,スマホ、ガラケー全対応!

4章:カミングアウト (1/1)

4章:カミングアウト

付き合って1ヶ月。
私はそれまで、彼に子供がいることを黙ってました。



その時、私は地元に帰ることを決めてました。

彼との距離がまた遠くなるので、これを機に別れようと思ってました。


彼に別れを告げました。



彼『なんでそーなる?』

私「だって、電車で2時間もかかる所に私は引っ越すんだよ?遠距離とか、寂しがりの私には到底ムリ!」

彼『別にそれくらいなら、会いにいけるよ。』

私「イヤ!家にあげるつもりないし!」

彼『は?なんで?
今までは、親と暮らしてるからダメってのはわかったけど、今度は1人で暮らすんだろ?だったら、家行ってもいいだろ?男でもいんのか?』

私「ちがうよ!男なんていない!けど…。」

彼『けど何?』

私「私、ずっと黙ってたけど子供いるの!
そんなこと隠してるなんて最低でしょ?!
だから、私のことなんてふってください!」



彼『.…。知ってたよ。そんなの、初めて会った時から分かっとったわ!!』


えーーー!?


彼『でも、おまえ、いつまでたっても言わないからさー。
無理に聞くのもあれだから、おまえから話してくれるの待ってたんだよ。
俺は子供に会いたいよ!会って遊びたいくらいだわ!』


えーーー!!


彼『だから、そんな理由で別れないから。
俺から逃げられると思うなよ!(笑)』



その頃の彼の口癖みたいなものでした。

私が怒って、
大嫌い!別れる!
とか言うと、

『俺は好きだから別れない!俺から逃げられると思うなよ!一生離れないからな(* ̄ー ̄)』



なつかしいな…。

付き合いたてのころは、よく言ってくれてたな…。


怒ってる気持ちが一瞬で、ハッピーな気持ちに変わる魔法の言葉でした。


この頃の私には、二人があんな終わりかたをするなんて、思いもしませんでした.…。
11 /26

※この小説を友だちに教える⇒メール

いいね LINEで送る

子育てホスト ©著者:はな

夜のケータイ小説サイト「ホスラブ小説」
PC,スマホ、ガラケーで全ての機能が利用できます!

Copyright © hostlove.com All Rights Reserved.