♪♪〜♪〜


夢の中から引っ張り上げられる音が鳴り響き、次第にはっきりとした音へと変わっていく。


アタマ痛い。

しかも気持ち悪いし。



手を伸ばし音の根源を断とうとすると誰かがあたしの手に探し物をもたせた。



「お前寝相悪すぎだから。
それに寝言ひどい」




そんな言葉とセットにして。



「あ…ごめん。

と、ありがと」






状況把握をどうにかしようと、ない頭をフル回転させようにも何故だか頭ではなく余計酒がまわってる気がする。



そのうち電話は切れたが相手は店長だったからまた後でかけ直せばいい。