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7章:汚屋敷 本丸へ突入
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[最終部屋 片付け]
ゴミ屋敷脱出作業中も毎日、お弁当やペットボトルの新たなゴミが増えてしまう。
一進一退を繰り返しつつ、いや、それでも一歩づつ前に進んでいると感じます。
玄関から始まり、布団を敷いた最奥の寝室エリアまでとうとう到達してまいりました。
元は、8畳の押し入れ付き洋室で、シングル布団を二枚敷いています。
この汚部屋のゴミ屋敷レベルは凄まじく、 床可視率は0%、もちろん、一切床が見えていませんでした。
とても人が二人眠れるとは思えないスペースで我々夫婦、寝ておりました。
明らかなゴミと、お互いの大量の服の山に左右を挟まれ、それがいつしか雪崩てきて布団上を占領し、布団といえども かろうじて人の形くらいの空間だけしかありませんでした。
正確には、ゴミによる侵食は すでに人の形を越えており、…って 何か カッコいいな、え〜とにかく、侵食タイプの使徒、いや失礼、雪崩れたゴミの上に掛け布団を敷いて 無理やり寝ている状態でした。
敷き布団と化した掛け布団(ああ、ややこしい)の下に色々な物があって、ボコボコして痛かった。
睡眠中、寝返りをうてばガサガサと何かにあたり、お互いにぶつかり合い(笑)蹴った 蹴らないで揉め、しょっちゅう目が覚める。
足を完全に伸ばす事も出来ず、膝を曲げて寝る毎日でした。
自宅の睡眠中に エコノミー症候群の危険性にさらされ、安眠なんて出来るはずもない。
自分で書きながら、何て生 活!(笑)
人としてどうなの?ってレベル。
ダメ!シンジくん、人に戻れなくなる!
そんな生活ではイカンのです!!
人間的な生活をしなければっ!
気合いを入れた初日、まずは明らかなゴミを捨てまくり、雪崩れを起こしている服の山を塞き止め、なんとか夫ジェイクの布団の上をクリーンな状態に出来ました。
布団一枚丸々何もない状態です!
多分普通はそれが当たり前です(笑)
自分の布団エリアは、重量のある使徒に侵食され過ぎていて、まだ丸々一枚クリーン状態は無理で、横側3分の1は服や物に占領されてますが、3分の2は縦方向の領土を上から下まで奪還出来ました。
ジェイクが帰宅後、クリーンになった布団に喜んでいた。
そして、寝る時に、足を伸ばしても何も当たらず快適 ♪で、久しぶりに熟睡出来ました。
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脱・ゴミ屋敷 ©著者:汚嬢
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