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6章:いきものがたり
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[ゴキ●リの件]
汚嬢はゴミ屋敷に住んでいますが、このゴキ●リという存在が怖くて怖くてたまりません。
どのくらい怖くて苦手かっていうと、ウォーリーってあるじゃないですか?
眼鏡かけた探される方じゃなくて、ピクサー?ディズニーだっけ?アニメの。
ウォーリーの唯一友達みたいに出てくるあのアニメ映像のゴキ●リを見るだけで、ゾゾゾ…っときちゃいます。
以前マンションの入口エントランスにゴキ●リがいて、汚嬢はマンションに入れず、ドラッグストアにゴキジェット買いに行きましたもん。
丸腰では奴に近付けません。
ゴミ屋敷に住んでるくせに何言ってんだ?コイツ(笑)
…と今、鼻で笑いましたか?
笑いましたよね?!
皆さんの予想通り、我が汚屋敷にゴキ●リが出る事があります。
でも出るには出るんですが、汚屋敷のわりにはなぜかあまり出ない方なのではないか、と思うのです。
気付いてないだけで、いっぱいいるだろう、と思われるかもしれませんが、汚嬢はゴキ●リが嫌いすぎて、対ゴキ●リセンサーが働き、その存在を敏感に察知出来るのです。
妖怪アンテナが反応するが如く、いや、カイジのように ざわ…ざわ…と。
(どっちでも いいっちゅーの)
一方、夫ジェイクは勿論好きなわけはないが、苦手って程ではない。
すると、不思議とゴキ●リの遭遇率が低い、というか、気付かないんですよ。
汚嬢がいつも先に気付く。
なんか、ゴキ●リがいる時、奴の気配?オーラを感じます。
そしてふと見ると、やっぱりいる!ってなる。
汚屋敷の出没率は 夏を中心に年に1匹見るかどうか、ってくらいです。
ね?意外に少ないでしょ?
まぁ、1匹いたら、50匹とか100匹とかいうので、油断は出来ませんが。
そんなゴキ●リのシーズンオフだからこそ、片付けが出来るというか。
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脱・ゴミ屋敷 ©著者:汚嬢
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