4章:領土拡大 (2/9)

3日かかったけど、なんとか玄関の床視率を100％にし、汚嬢はノリノリでした。
ジェイクに誉められた事もテンションアップに繋がってました。
誉められて伸びるタイプなんです、テヘ♪

気分を良くして、次に取り掛かったのはお風呂場です。
お風呂は、まぁ 汚屋敷の中ではオアシスというか、まだマシな空間でした。
普通に使える状態でしたから…

それでも空のシャンプーボトルが5、6個転がり、なぜか体洗うゴシゴシタオルが7枚も重なってぶら下がってたり。
使いさしのトリートメント剤が何種類も浴槽の縁にズラリと並んでたり。
もったいないけど(まだそう思っていた)使わない物は潔く捨てて、浴室の片付けは1日で終わりました。
元々、お風呂場って物が少ないですからね。

玄関、浴室、となんだか領土を取り返した気分でした。

一体誰から 取り返したんだ？っちゅうの

…と自分でツッコミながら更なる領土の拡大を目論みます。