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18章:沼 (1/11)

18章:沼

由美子から電話があった。

「この前は出られなくてごめん。
バイト先の人とはどうなったんだい?」


私はタケの事やバイトをクビになった事を話した。


「なんてヒドイ話しなんだ、
マコト、傷ついたと思うけど、
くじけることのないようにしてほしい。」


由美子は優しく励ましてくれた。

由美子と話しているとすごく落ち着く。


やっぱり由美子は大切な親友だ。



「由美子、今度東京遊びに来ない?」

「ああ、行きたいな。
いろいろ話したいし、
買い物にも付き合ってほしいし。」



それから由美子は、
勉強を教えてくれる
香織先生がいかに怖いかを話してくれた。


由美子にも怖がられるとは・・・


ほんとに恐ろしいオンナね、香織・・・



由美子に励まされ、
久々に長電話をした。


明日は大学に行こう・・・
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偽りのカラダ ©著者:すたぁ

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