ホスト,キャバ,風俗等のちょっと大人の無料ケータイ小説!PC,スマホ、ガラケー全対応!

4章:一人称 (1/12)

4章:一人称

この頃の私は来春、小学校に入学する予定で、


その準備に忙しかった。


まずはランドセル。


私はフツーに黒。


オカマの友達は当時を振り返り、

「ランドセルが黒いのが何より嫌だったわー!

チンコはどす黒いのがいいけどー

とか、言っている。


でも私は当時、取り立てて黒ランドセルが嫌だった訳じゃない。


とゆうか、どうでもよかった。

この頃の私は自分がオトコとかオンナとか関係なくて、


でも、そのどれでもない、とも感じていたの。


私は何者なんだろうー・・・


なんだか自分が空気や煙にでもなったような。


黒ランドセルにはそんな思い出しかないの。
16 /182

※この小説を友だちに教える⇒メール

いいね LINEで送る

偽りのカラダ ©著者:すたぁ

夜のケータイ小説サイト「ホスラブ小説」
PC,スマホ、ガラケーで全ての機能が利用できます!

Copyright © hostlove.com All Rights Reserved.