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19章:エピローグ
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「お待たせしました。こちらへどうぞ」
カーディガンを羽織った看護師が迎えにやって来た。
無機質な白い廊下は思いの外長く、山下は薄墨色の寒々しい空と美しく手入れされてある中庭を見ながら黙って歩いた。
重厚な扉の前に来ると、看護師はポケットから鍵束を取り出した。
その中から1つを選び出し、慣れた手つきで開錠すると「どうぞ」と笑顔で山下を招き入れた。
先ほどまでの白一色とは違い、落ち着いた色のカーペットが敷き詰められた柔らかい印象が広がる空間。
「どうぞ、こちらです」
看護師は再び歩き出した。
「あの…」
山下が口を開くと、まだ若い看護師は山下が言わんとしていることを悟ったかのように「このフロアーは比較的症状が軽い方々が生活されています」と答えた。
「さぁ、どうぞ」
暗証番号を入力して開錠するタイプの扉を開けると、そこはいくつかの個室があった。
その一番奥の部屋の前で看護師は「何かありましたらお呼び下さい」と言って踵を返した。
山下は看護師の背中に軽く頭を下げてから扉を2度ノックした。
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豚の穴 ©著者:小陰唇ふりる
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