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10章:袋
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昭夫が袋を手にやって来たのは昨夜…というより夜明けが近い頃だった。
中から取り出した小さな豚をぬかるんだコンクリートの床に置き、昭夫は誰に話すわけでもなくぽつりぽつりと昔の話をし始めた。
「初めてこいつらを殺したんは…確か小学校ん5年の頃やった。
放課後…みんな帰ってから女子便所ば行って生理んナプキンば見るんが楽しみやった。
どす黒い血がへばり着いちょるナプキンにザーメンば擦り付けてよぉ…興奮したなぁ…」
昭夫はよちよちと利奈の方へ歩いて行こうとする子豚を目で追いながら続けた。
「ある日、クラスで一番おしゃべりな西アヤ子いう女に女子便所から出てくるとこば見られてな…
次の日学校ば行くと誰も口ば聞いてくれんようになっとった…
西アヤ子んお陰で仲間外ればされて腹が立ってなぁ…
ちょうど何日か前に豚が産まれたとこやったけん、こげな袋に豚ば入れて道路に何べんも何べんも叩きつけて殺したんや」
利奈は足元にまとわりつく豚を不思議な気持ちで見ていた。
「夜中に学校ば忍び込んでよ、西アヤ子ん机ん上に血塗れの豚ん死体ば置いて気分が良かったぁ…」
そこまで話すと、昭夫は利奈に近づいて豚をひょいと掴みあげた。
四肢をばたつかせ鳴き声をあげる豚を見つめながら昭夫は言った。
「雄は生まれてすぐに金玉をちょん切ると美味い豚肉になるんや」
そう言うと昭夫はズボンのポケットからハサミを取り出した。
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豚の穴 ©著者:小陰唇ふりる
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