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5章:温かい食事 (2/8)

昭夫は賞味期限が二日過ぎたパンを床に放り投げて出て行った。

ゲップをする度に小便の味と臭いが甦ってきて、利奈は食欲どころの騒ぎではなかった。

何度目かのゲップをした時、それまで我慢していた吐き気が一気に喉の奥まで込み上げてきて、利奈は堪らず床に吐いてしまった。

帰りたい…
なんで?なんでこんな目に遭わんないかんの?

悔しくて悲しくて腹立たしくて涙が止まらなかった。

どうやったら逃げ出せるんだろう?

どう見ても扉が1つと窓が1つ…

扉にはきっと鍵がしてある。
そうするとあの窓しかない。

だけどあの窓には布が打ち付けてある。

ダメだ…
怖い…見つかったら殺される…
死にたくない!
絶対生きて帰るんや!

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豚の穴 ©著者:小陰唇ふりる

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