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3章:捕獲
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それから母親は昭夫と距離を置くようになっていった。
康夫はいつも母親の隣に布団を敷いて寝ていた。
あの日の明け方、トイレに起きた母親がくも膜下出血でそのまま帰らぬ人となったことを康夫はひどく悲しんだ。
昭夫は冷たくなった母親を跨いでトイレに行き、面倒臭そうな顔をしたかと思うとテレビの電源を入れた。
それから母親の弟である叔父に電話をかけ「母ちゃんが死んじょる…冷とうなっちょるけん」と伝えた。
あっという間に母親は骨になった。
もう二度と椿油のすえた臭いを嗅がなくてもいいし、最近は尿漏れもするようになっていて、母親が近付くと厭な臭いがしていたので昭夫はどこか清清とした気持ちだった。
悲しみに暮れる康夫を一人残し、昭夫は日が暮れ始めた頃にどこかにふらりと出て行った。
昭夫は山道脇に車を停めた。
向こうから一人の少女がやってくる。
二ヶ月前から目をつけていた。
毎週木曜日はそろばん塾の日。
行きも帰りもいつも一人ぼっち。
昭夫は車のドアをゆっくりと開け、自転車を押して此方に歩いてくる少女に声を掛けた。
「お姉ちゃん、悪いけど道を教えてくれんね?」
少女は昭夫を無視して通りすぎようとした。
昭夫は軽トラックの荷台から角材を取り出して大声をあげた。
「あ痛っ!イタタタタ…」
振り向いた彼女の頭部に激痛が走り、少女はそのまま気を失ってしまった。
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豚の穴 ©著者:小陰唇ふりる
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