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3章:ルームシェア (7/11)



「お前、

この傷どうしたの?」



舜が痣だらけのあたしの身体を見て言った


痣を見られないように、
セックスのときは電気を消してたけど


その日は
セックスが終わってうたた寝してしまったあたし








舜はなにも知らない

瞳さんのことも、
望のことも


あたしの話なんか興味ないと思っていたから話さなかった


だから
舜はなにも知らない


あたしも
舜の本当の名前も
住んでるとこも

本当の舜も


なにも知らない






知っているのはお店と、

電話番号と



体温と
セックスのときの息づかいだけ





近いようで遠い

その曖昧さに

ハマっていたのかもしれない












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17歳のパパ ©著者:jp.com

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