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1章:部屋
『ここは……?』
椎名健はゆっくりまぶたを開けると
すぐにその疑問にたどり着いた。
仰向けに寝ている常態からゆっくりと
体を起こすと隅々まで部屋を見渡した。
広さ的に10畳くらいだろうか?と
思った自分を思わず笑った。
『この情況もっと考える事あるだろハハッ』
パジャマ姿に黒いカシミアのカーディガンを
羽織り履き物はスリッパ
椎名健のその姿をみたら入院患者であることは
誰が見ても一目瞭然だろう。
椎名健はカーディガンのポケットから
マルボロを取り出し一本くわえた。
そして煙草の箱の中に入れておいた
ライターを取り出し煙草に火をつける。
煙を深く肺に吸い込んだ瞬間思い切り
咳き込んだ、
『ガハッ……ゴホッ!……ガハッ………ガハッ!!』
咳き込む苦しさはしばらく続いた。
ようやく苦しさが落ち着き健は苦しさの
あまりあふれでた涙をぬぐう。
『床も壁も全部真っ白いなぁ』
肌に温度を感じない壁に触れながら
健は呟いた。
『案外天国ってこんな作りなんだなー』
半笑いで独り言を言う健。
そして半笑いのまま呟く。
『やっぱり死んだんだ、俺』
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