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7章:アキのこと。 (5/6)

ビックリした。

私は泣きながら、
背中をさする。

すると、アキは、

いつも持ってるショルダーバッグを指さし、

『ゼーゼー、アレ、とって』

と、息絶え絶えにいう。

慌ててバッグを渡すと、

カシュカシュを
取り出し、私に背を向け、口にあてた。

泣きじゃくる私に
震える手をのばし、
『だーいじょぶ。大丈夫だから。』
と、
無理矢理に笑うアキ。

白くて長細い
頼りない指先が
私の頬に触れる。


私は、アキへの恋が愛に変わったかもしれない。と、
また泣けてきた。

アキの為に、
私は何が出来るんだろう。
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二番目。 ©著者:aoi

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