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2章:出会い。
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2章:出会い。
それから年が明けて
昼のお仕事も慣れてきて
あたしには付き合って二年に
なる彼氏がいたんだ。
同年代で高校のときから
付き合ってたんだけど
彼はニートであたしは
毎回デート代もホテル代も
出してあげてた。
でも、そんな元彼には
二回も浮気されていて
なぜかホストにいったことも
バレてホストが嫌いな
彼にとってはすごく嫌がられた。
昼間の仕事の夜勤明け
最寄りの駅まで迎えに
きてもらったんだけど
大喧嘩して
地下鉄のエスカレーターで
あたしは殴られた。
「ふざけんな!てめーいい加減にしろや!」
ゴン!!!
って鈍い音が鳴り気づいたら
床にうずくまってるあたし。
通りすがりのサラリーマンが
大丈夫か?って声かけてくれて
警察呼ぶまで言われたけど
面倒なことになるから
大丈夫です。すみません。
ってあたしは頭下げて
その場から走って逃げた。
元彼は追いかけてきて
すぐ謝ってきたけど
これ、よくあるDV男のパターンで
殴ったあとは優しくしてくるやつね。
その当時は本当に
殴られたってゆう被害妄想
いや、現実なんだけど
そこで気持ちに区切りが
ついたのかダラダラしてた
関係を切ることした。
好きな人ができたっていう
嘘までついても
別れたかったんだ。
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恋の罠。 ©著者:Rena
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