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6章:第一話-6:【ワタシヲ棄テタ男】
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駅から歩いて15分ほどの瀟洒(しょうしゃ)なタイル貼りのマンション。
105号室が篤哉の部屋だ。
いつも、ドアを少し開けてチェーンを掛け、風を通してあるその扉は、ピタリと閉ざされていた。
あの様子では、夏休み中どこへも出掛けていない。彼はーードアの向こうに確かに居る。
チャイムを鳴らした。
一回。
二回。
三回。
部屋からは全く応答は無く、私はマンション前、植え込みに設えられたベンチに腰を掛けた。
ーー部屋の鍵は持っている。アポイトメント無しで、部屋に入っても良いと言われている。
迷ったが、鍵を開けて入るのは良策では無いと判断した。
もう一度、チャイムを鳴らそう。
私は立ち上がり、インターホンのボタンを押す。
「ピンポーン……」
インターホンからは受話器を取る鈍い音。
「……はい」
暗く、こ籠った……篤哉の声が聞こえた。
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【荊棘】(おどろ)外伝・二題 ©著者:七斗
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