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20章:お巡りさん
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20章:お巡りさん
トン、トン、トン
「パパ、ママ、おはよ」
「あぁ、おはよう。今朝の調子はどうだ?」
「うん…大丈夫。歯磨きしてくるね?」
「ああ、いっといで」
てくてくてく
ズズッ…もぐもぐ
「…眠そうね。
結局昨夜はどれぐらいかかったの?」
「2時を回ったくらいか…その辺だな。
動作確認もOK。
メモリー容量も余裕があるから24時間回しっぱなしでもなんら問題無い」
「ちゃんと目立たない所へ設置出来た?
犯人に何かされたりとかしないかしら…」
「ぬかり無い。そこがなってなきゃセキュリティの役割を果たさないからな」
「そうよね、ならいいわ。
おかわりは?平気?」
「あぁ。腹八分目って所だ」
てくてくてく
「さ、刻子も朝ご飯食べちゃいなさい」
ぎしっ
「うん…あまり食べたくないけど、
頑張って食べる…頂きます…」
「…今日は朝ご飯、
何を食べさせられてるんだ?」
「朝は毎日普通のコーンフレーク…」
「今は、どんな状況だ?」
「床に正座してポンキッキ見せて貰ってる…」
『今日のガチャピンはイケイケですぞぉ〜っ!』
「…今、このテレビに映ってる内容と全く一緒か?あっちでもガチャピンが反復横跳びしてるのか?」
「うん…」
「…やっぱり、国内のどこかに居るんだわ…」
「あぁ。今、おじさんは何をしてる?
二人っきりか?」
「うん…おじさんと私だけ…。
今、ご飯食べながら新聞読んで…あっ!」
「どうした!?」
「う…おまんこの中のろぉたぁってオモチャのスイッチを入れられちゃった…お股がブルブル言ってる…」
「…畜生」
「あとね…?お通じを促す為ってかんちょーもされてて…お腹痛い…」
「………」
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刻子 ©著者:池沼
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