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20章:お巡りさん (2/19)

「…苦しい?やっぱり学校は休む?」

「…ううん、行く…」

「…昨日、ひさこさんて方にパンツとパジャマを買って来て貰ったんだろう?
今も着てるのか?」

「うん…もう片っぽのやつはちゃんと洗濯してくれた…」

「今日は一日どうなるんだ…?
おじさんはどうするつもりだとか、
何か言ってるか?」

「あなた…現時点では知った所で何もしてあげられないのに、あまり根掘り葉掘りと聞くのも可哀相だわ…。
説明する為に口に出すのも忌まわしい事だらけじゃない…」

「…そうだな。悪かった…」

『ムック〜記録はどんなもんだぁ〜い?』

『おおっ!記録を塗り替えましたぞ!
103回ですぞぉ〜っ!御見事っ!』

『ばんざぁ〜いっ!ばんざぁ〜いっ!』

もぐもぐ…ごくんっ

カタッ

「ごちそうさまでした…」

「もういいの?」

「うん…」

「刻子、時間割や忘れ物は大丈夫か?」

「うん」

「あなた、そろそろ時間っ!」

「おっと!よし、じゃあ行って来る。
刻子、頑張れよ!辛くなったらすぐ先生に言って帰して貰えばいい」

「うん、分かった…
行ってらっしゃい、パパ」

「行ってらっしゃい」

チャキッ






ガチャリ、ガチャッ…バタンッ






『みんなのお歌の時間だよ〜っ♪』

「そろそろバスが来るから、
ランドセルと帽子取って来る…」

すとっ

「いいのよ、まだテレビでも見てなさい」

「え…?なんで…?」

ピンポーンッ

「あ、ほら…来ちゃった…急がなきゃ…」

「いいから。今日も学校は休ませるわ。
後で学校へは連絡してあげるから待ってなさい」

「………」

とっとっとっ





「あっ…すみませぇーんっ!
娘が急に体調不良なので休ませますから行って下さぁーいっ!
どうもすみませぇーんっ!」

ブロロロ…




とっとっとっ

「…ママ、どうして…?」

すくっ…

「…いい?刻子…正直に答えてね…?
何も心配しなくていいから…」

「え…?」

「…刻子はママの知らない所で、
パパと二人だけの時に…
体にいたずらされたりとか、無い…?」

「…ううん、そんなの無いよ…?」

「本当に…?パパの事で後が怖いからって、ママに言えないで隠してる事とか…無い…?
絶対に絶対に守ってあげるから…
本当の事を、言っていいのよ…?」

「………」
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刻子 ©著者:池沼

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