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13章:おもちゃ
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13章:おもちゃ
「ときこ。久子が犯される様子を目の当たりにした気分はどうだ?」
そうか、無理矢理せっくすされる事を『おかされる』っていう風に言うんだ…。
「とっても悲しかった…可哀相…」
「はっはっはっ…可哀相か。
やはり子供は純粋だな。
まぁ、いずれお前も私にあんな風に犯されるんだ。その悦びが理解出来る様にしっかり調教してやる。心配するな」
「わん…」
「さて、寝るにはまだ少し早いがそろそろベッドに入ってのんびりするか。よいしょ」
おじさんはそう言って私を抱っこすると、二階の寝室へと階段を上り始める。
あぁ…喉渇いたな…でも、まだお腹が張って胸焼けが苦しい…。
ぎしっぎしっぎしっ
ぐきゅぅるるる…
「…っぷ…!?」
その時、一旦胃に収まったはずのごはんが突然、頬がぱんぱんに膨らむ程、一気に逆流してきた…!
とっさに手で口を塞ぎながらおじさんの顔を見ると…目を見開いて私を睨みつけてる…!
吐くなよ?
絶対に、今ここで吐くなよ?
まるでそう言おうとしてるみたいな表情で…!
「…っ……っ…!」
ごくり
私は、必死に口から溢れ出しそうな消化物を飲み込んだ。
すっぱくて、にがい…。
涙が滲み出てくる…。
ごきゅぅるるる…
胃が…内臓が…うごめいてる…気持ち悪い…!
もう…だ…め……っ!
我慢…出来ないよぉ…!
「うぶっ…!うぶぷっ…!」
「吐くなあぁぁぁ!根性出せ根性っ!
くらぁぁぁぁっっ!!」
飲み込んだ消化物がまた押し寄せてきて、少し口からこぼれ出ちゃった…!
口を塞ぐ私の手の上に重ねて、おじさんの手が強く覆い被さってきた…!
吐きたい…!吐けない…!息ができない…!
ぶりゅりゅりゅりゅ
「んぶっっ…ん゛も゛ぉぉぉ…っ!?」
「飲み込めっ!全部飲み込めときこぉぉぉぉぉ!!」
ぶばっ…っぷ
鼻の穴からまで漏れてきちゃった…!
私…白目を剥いて泣いてる…っ!
ぐ…ぐるじい……死んじゃう…タスケテ…!
ダレカタスケテ!!
「ときこっ!頑張って飲み込むんだよほらぁっ!
頑張れ頑張れっ!ごっくんしろ!ごっくん!」
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刻子 ©著者:池沼
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