4章:教育 (12/12)

「排卵した卵子と精子が結合し受精卵となり、子宮内膜に着床すれば妊娠成立。
妊娠しなかったときは、黄体ホルモン・卵胞ホルモンともに分泌が減少。
平均約月に一回のペースでいらなくなった子宮内膜がはがれ落ち、経血といっしょに体外へ排出される。
これを月経という」

「げっけい…」

「そして、産まれて初めての月経を初潮というんだ」

「おまたから血が出てくるの…?」

「そうだ。一般的には生理とも言うな。
そうなるとナプキンやタンポンといった生理用品も必要になってくる」

「痛いのかなぁ…」

「生理痛といってな、体質の個人差にもよるが激しい痛みを伴う場合がある」

「やだなぁ…」

「大人になるためにみんなが上る階段だ。
いいか?ときこ。お前もメスである以上、
お腹の中にこの子宮や卵巣といった器官があるんだ」

「う…」

そう言いながら、おじさんは私の下腹部に人差し指を押し当てる。

「この辺りがときこの子宮。
すると卵巣はこの辺だろう。
濡れたおまんこの中から勃起したちんぽをズブズブと出し入れをするとたまらなく気持ちよくなってきてな?
中で射精すると子宮口から精子を含んだ精液が子宮内に注ぎ込まれていく。
これを膣内射精。又は中出しという。言ってみろ」

「なかだし…」