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1章:まなちゃん (6/6)

私はベソをかきながらそれでも正しい道を求めて歩き続ける。

「お嬢ちゃん、どうしたの?」

延々いつまでもうろうろして困ってる所を何処からか見られてたのか、知らないおじさんに声をかけられた。

大人に助けを求めたら帰れるかもしれない。

そう思うと、そのおじさんが神様に思えた。

「ぐすん…ぐすん…おうちに帰れないの…」

「迷子になっちゃったの?」

「うん…」

「そうか。住所は?」

「分かんない…」

あぁ、思えば私、今まで自分の住所なんて
気にした事が無かった。バカだな私。

「住所が分からないとどうしようもないなぁ」

「そんなぁ…おうちにかえりたい…ぐすん…ぐすん…」

「よし、じゃあおじさんの家に行けば地図があるから一緒においで」

「うん…」

助かった。これで家に帰れる。
今はこのおじさんに頼るしかない。

私はおじさんの後を付いて行くと、
車に乗せてもらった。
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刻子 ©著者:池沼

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