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10章:懐かしい味 (1/2)

10章:懐かしい味

俺はある田舎の小さな村にある、旅館に泊まっていた。
木造の小さな旅館である。

時刻はもう夕方。
この旅館では夕飯は部屋まで持ってきてくれることになっている。

そんなわけで、おれは夕飯を待っているのだが…

「お待たせいたしました」

女将さんが直々に料理を運んできてくれたようだ。
早速、頂くとしよう。
一口食べる。


……妙な味だ。なんだかやけに鉄くさい。今までに食べた事のない食材だ。
しかし、それはなぜかすごく懐かしくもあった。
二口、三口と食べるうちに、俺はその味の虜になった。

「やはり、気に入って頂けましたか」

料理に夢中で気付かなかったのだが、
いつの間にやら女将さんは俺の背後に立っている。
そして、その手には……

「お帰りなさい。そして……おやすみなさい。」


とたん、頭に鋭い衝撃が走る。

そして……消えかかる意識の中で、
俺はすべてを思い出したのであった。



→解説
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■意味が解ると怖い話【改】 ©著者:hare

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