ホスト,キャバ,風俗等のちょっと大人の無料ケータイ小説!PC,スマホ、ガラケー全対応!

9章:海亀のスープ (2/2)

「船乗りは立ち寄ったレストランのメニューにあった海亀のスープを見て、
『そういえば昔海で遭難したときに海亀のスープを食べたことがあったな。
仲間が餓死するほどのひどい航海だったけど、偶然捕まった海亀のスープで
生き永らえたんだ。あのスープは美味しかった。一つ注文してみようかな』
と思い、スープを注文した。
運ばれてきたスープを一口食べると、昔食べたスープと全く味が違うので
船乗りは驚いた。どういうことだろう。昔食べたスープは海亀のものでは
なかったのか。考えてみればそううまく海亀が捕まるとは思えない。
そういえば、あの時餓死した仲間の遺体を結局最後まで見せてもらえくて
不思議に思っていたんだ。じゃああのスープは…!
と思い至り、絶望してその晩自殺をしてしまった」
19 /74

※この小説を友だちに教える⇒メール

いいね LINEで送る

■意味が解ると怖い話【改】 ©著者:hare

夜のケータイ小説サイト「ホスラブ小説」
PC,スマホ、ガラケーで全ての機能が利用できます!

Copyright © hostlove.com All Rights Reserved.