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6章:仕事
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瞳を開けている時には見えないものでも、暗い闇の中ではわかる様になる。
恭たちの世界には、ヒナが今まで知らなかった事がたくさんあった。
ヤクザの女になり、今までの世界を捨てたヒナは、少しずつ少しずつ、裏世界の人間に染まっていった。
今までのあどけない笑顔は消え、その大きな瞳は、恭を真似て鋭く光った。
甲高い声でキャッキャと笑う事も無くなったし、どことなくおっとりとしていた雰囲気も消えた。
「恭の女」として、どこに出しても誰に紹介しても恥ずかしくない女。
いつだって隙が無く、誰にもなめられない女。
ヒナはそんな女になった。
久しぶりにヒナを見た知り合いたちは、小さな花を踏み潰しても気が付かなくなった彼女に対し、寂しい笑顔で呟いた。
……変わったね………
ヒナを心配して忠告の言葉をかける人間もいたが、
ヒナには何も聞こえなかった。
夜になれば、たくさんの光が輝き始める。
光のシャーベットは、
人工的に激しく輝いた。
このネオンの中にいれば大丈夫。
闇の世界の人間たちは、冷たい心を暖めようと、皆ネオンに集まってくる。
零れそうな夜空を見上げれば、もっと綺麗に輝く星がたくさんあるのに、そんな事に気が付く人間は、一人もいなかった。
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