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2章:風俗
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ヒナは恭の仲間が経営するデリヘルで働く事にした。
恭に負担をかけさせたくないし、風俗が身近にある世界だったから。
普通ならば、愛する女を風俗で働かせるなんて常識はずれだろうが、恭がいる世界では違った。
愛よりもお金の方が大切。
言葉には出さないが、不良男たちはそう思っている様な気がする。
それがどんな事なのか、ヒナにはまだ深くは理解出来なかった。
デリヘルの仕事は思ったよりも楽だった。
ホテルで待ち合わせをし、シャワーを浴びて、愛し合うフリをするだけ。
恭の仲間が客を選んでくれるため、特に変わった客の相手をする事がなかったから、「楽」に感じたのかもしれない。
週に3日。一晩に二、三人客を取れば、今のヒナの生活には充分な収入があった。
ヒナの仕事が無い日は、恭は事務所当番以外、どこへ行くにもヒナを連れていった。
組関係の用事の時は、車の中で何時間も待たされたが、そんな時車の窓から見る風景はいつも刺激的だった。
不良たちに囲まれて震えている男がいたり
殴られ蹴られ、血を流している男がいたり。
恐くて震える時もあったが、恭が運転席に乗り込んでくれば、どんな恐怖もどこかへ吹き飛んだ。
恭の腕を小さくつかむと、真っ黒な瞳がヒナに向けられる。
ヒナはそんな恭の瞳が大好きだった。
瞳があえば、微笑み寄り添う。
夏が終わろうとしている季節に
そんな二人がいた…。
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