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1章:出会い
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とある小さなパブ
客の送り出しのため、外に出てきた女は思った。
真夏の夜は明るい…
女は客を見送ると、高いヒールを鳴らしながら少し歩き、酔いを冷ます様に立ち止まり空を見上げる。
一番星が瞬けば、細い足首のアンクレットもキラリと光った。
小さな身体はコスモスみたいに華奢で、長くて亜麻色の髪はストレート。所々に金色のメッシュが輝く。
その痩せっぽちな女の名前は「ヒナ」
歳は二十歳。
彼氏と別れたのをきっかけに、地元のパブで働き始めて、もうすぐ一年になる。
ようやく別れた彼を忘れ毎日が楽しい。
そんなヒナに、運命の出会いが訪れた。
男の名前は「恭」
筋者の男で、歳は三十。
恭を始めて見た時、ヒナは恐怖に似た感情に襲われた。
恭の短髪が、まるで闇のように真っ黒だったから。
恭の瞳が、まるで爬虫類のように無表情だったから。
そして、恭の笑顔が、まるで肉食獣のように攻撃的だったから…。
ゲーム機の集金に来た恭は、怯えながらも自分を見つめるヒナの存在に気付いた。
「香水シャネル?」
低く響く恭の声を聞いて、ヒナはただうなずいた。
ヒナは、吸い込まれる様に恭と瞳を合わせた。
恐い。
でも話したい。
知りたいし、近づきたい。
でも、怖い。
恭も、ヒナから目が離せなかった。
病的な程白い肌に、透ける様な茶色い瞳。
他の女と、何となく違う…。
エアコンから漏れる水は、チロチロと脇道へ流れていく……
そんな蒸し暑い、夏の夜だった。
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