2章:出会い (2/7)

20歳になったばっかりの2月


まだまだ寒くて、１人
友達の家からすすきの駅を目指して歩いていた


酔っ払いのおっちゃん、若者集団
仕事終わりのお姉さん、お兄さん


いろんな人がいる中で１人のホストに目を奪われた

金髪で鼻を真っ赤にして、寒そうに
前から歩いてくるホストから目が離せなかった



『お姉さん！飲みに行きませんか？』


これが私達の出会い