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9章:DV
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家と仕事の往復と、翔くんに気を遣う毎日…
友達と飲みに行くお金もなかった。
お金はなかったけど、たまには友達と話したかったので、地元の友達を家に呼ぼうと思って翔くんにお願いした。
「地元の女友達と久しぶりに会いたいから、うちに呼んでもいい?」
「あのさ〜、お前バカ?地元の友達って元彼と繋がりあるんだろ?繋がりある奴となんで会う必要あるんだよ。てか、俺のことナメてんだろ。」
そう言われると、首を絞められた…
「ごめんなさい、ごめんなさい…」
泣きながら言った。
「謝ればすむと思うなよ。」
そう言われると同時に床に投げられた。
私は投げられた時に、変な倒れ方をしてしまって動けなくなった。
そして、過呼吸で息がおもうようにいかない。
その姿を見た翔くんは「まじうぜ〜」と言ってタバコを吸っていた。
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忘れたい…忘れない。 ©著者:百合
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