5章:浮気 (5/5)

この日を境に、昼は翔くんと会って、夜は潤グループと会うようになった。


潤に相談してるうちに、好きなのは翔くんだけど、潤と関係をもつようになってしまった。


言い訳になるが、翔くんは本当にかっこよくて、たまに雑誌に載ったりもしていた。
だから、私なんかを好きって言っているのは遊びなんだろうな〜って勝手に思っていた。


自分の過去、友達の話も一切してくれなかった。彼いわく、「過去とか関係ない」らしい。


私は、別に過去が気になった訳ではないが、一線置かれている感じがして寂しかった。


結局は、私の弱さゆえの浮気だった。