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8章:復活
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8章:復活
妊娠期間と子育て期間の
2年のブランクを経て
私はまた世間に出始めた。
銀座の前田社長のところに戻ったのだ。
と言っても水商売ではない。
私の今の状況を加味して、
前田社長はギャラリーで働く事を勧めた。
子供が小さい。
毎日は働けない
長い時間は働けない
短期でたくさん稼げる
方法を考えてくれたのだ。
急に決まった話ではない。
私が妊娠して地元に帰ってからも、
3カ月に1度くらいは電話をくれていた。
いつでも戻れるように
絵画の勉強をしろと
分厚い本を何冊も送ってくれた。
その時は戻る気なんてさらさらなかったが、
孤独な時間をこの勉強に費やした。
この長い長い時間がやっと花開く。
前田社長は
完全歩合の厳しい世界だから、
無理だと思ったらすぐ辞めろ
と言って私をこの店に送り込んだ。
システムはこうだ。
銀座の一等地にあるギャラリー。
20坪くらいの1階と2階の小さな店に
高級な絵画が並んでいる。
そこに来たお客に説明をして売る。
表面的にはそんな感じだが、
こんな怪しい店に誰が来るのだろう…
そう!
銀座のクラブで遊んでる人だ。
あまり話すと迷惑が掛かるので
多くは語れないが、
前田社長のクラブで働くお姉さんが
ここにお客さんを連れてきて、
絵を買わせバックを貰う。
時にはその絵を買ってもらうフリをする。
専門業者に頼んで、
丁重に発送します
とか言うが、
後で貰うのは絵画ではなく現金だ。
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