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6章:自信 (1/6)

6章:自信


私は今でも自信がある。

21で店を出してママになったことか…
商売で成功できたことか…
相当な金額を貢がせた事か…


いや違う。



1億の借金を返した事だと思う。







相変わらず浮かれた生活をしていた頃だった。


遅めのお正月休みを
ゆうくんと行ったイタリアで過ごし帰国。

買ってきたブランド達を
包みから出している時だった。


父から電話が鳴る…

珍しい。


重たい声で

『パパの会社はもうダメだ。
 店も家も全部なくなる』





そう言われた。


話によると、

保証人になった人が
塾の経営に失敗したまま亡くなった。

日頃から保証人になるなと
言ってたではないか?

そんな質問の前に、

『パパが会社をやる時に
 何もいわず保証人になってくれた人だ。
 だから断れなかった…』

力なく言った。

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ハダカの果林。 ©著者:果林

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