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5章:商売 (1/7)

5章:商売


経営者に向く人
セコンドに向く人


人には向き不向きがある。


私が経営者に向いているのかはわからない。

確実に言えるのは、

商売が好きだと言うこと。


家の親も商売をやってる。



子供の頃から

宴会の片付けをしたり、
結婚式の準備をしたり、
キャッシャーに座り
ありがとうございましたを言ったり

とにかく
商売というものを目の当たりにしてきた。



そして…
商売がうまいから成功するとは限らない。


店でも会社でも
成功した人をたくさん見てきた。


同時に
失敗した人も見てきた。


何が成功で何が失敗かは本人にしか判らない。



私の店に
ゆずはというキャストがいた。


この子は
顔も可愛い・話もうまい・ノリもいい

天性の物がもっていると
誰もが認めた。

○百万プレーヤーと言われたこの子が

店を出した。


私も何度か飲みに行ったが
いつも店は流行っていた。

しかし
半年足らずで店を閉めた。


なぜ閉めたのか直接ではないが、

店を持つという目標を達成させて
気持ちが持続しなかった

っと聞いた。


長くやることが成功ではないし、

これも
失敗か成功かは本人にしか判らない。


ただ…

店でも会社でも
借金があるまま畳むのは
確実に失敗なんだと思う。


しかし
もっと最悪なのは、

もうやりたくない辞めたい
売り上げはとんとん

でも他にやることがないから
やるしかない。

そう思いながら続けること。


このパターンの人は
案外多いように思えた。

必ず病む。







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