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19章:実習最終日 (1/19)

19章:実習最終日

明美は、朝いつもと同じように起き、いつものように学校へ行く準備をした。


今日が実習の最終日なんて信じられない。

それくらい、いつもと同じ朝だった。


そんなものなのかもしれない・・・


明美は、そう思いながら靴をはいた。



学校へ向かう道、毎日足が重かった。

嫌なことの連続だった。

だけど、今日は違った。


夏らしい、青空と白い雲。
そして、生き生きとしている街路樹。


どこからかセミやキリギリスの声がきこえてくる。


この道って、こんな素敵な道だったんだ・・・

今まで下を見ながら歩いていたから気付かなかった・・・


清々しい気持ちで学校まで向かった。


ゆっくり、一歩一歩かみしめるように歩いた。

タケルと歩いたこともあるこの道を・・・


これからは、先生も生徒も関係なしで歩けると思うと嬉しかった。
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教育実習日誌 ©著者:ポチャ子

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