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10章:再会
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10章:再会
土曜日、日曜日と明美はケイ太と一緒にいた。
ケイ太は、すごく明美を抱きたそうにしていたが、明美を気遣って抱かなかった。
明美は別に抱かれてもよかった。
でも、あえて自分からは言わなかった。
ケイ太は優しい・・・
でも、やっぱり好きとは違う気がする・・・
「明美?心配だから、朝と帰り、送り迎えしようか?」
ケイ太は明美の髪をなでながら言った。
「いや、いいよ。ケイ太だって実習あるんだし。私より遠いいじゃん。」
明美はそう言うと、
「また明日も学校だから。」
と、帰っていった。
ただ一緒にいて、泊まって帰るだけ。
友達だった頃と全然かわってない。
「送るよ。」
この日も、ケイ太に送ってもらって家まで帰った。
明美は自分の布団に入り、眠った。
明日から、実習3週目が始まる・・・
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