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10章:再会 (1/16)

10章:再会

土曜日、日曜日と明美はケイ太と一緒にいた。


ケイ太は、すごく明美を抱きたそうにしていたが、明美を気遣って抱かなかった。

明美は別に抱かれてもよかった。


でも、あえて自分からは言わなかった。


ケイ太は優しい・・・


でも、やっぱり好きとは違う気がする・・・


「明美?心配だから、朝と帰り、送り迎えしようか?」


ケイ太は明美の髪をなでながら言った。


「いや、いいよ。ケイ太だって実習あるんだし。私より遠いいじゃん。」


明美はそう言うと、

「また明日も学校だから。」

と、帰っていった。


ただ一緒にいて、泊まって帰るだけ。


友達だった頃と全然かわってない。


「送るよ。」


この日も、ケイ太に送ってもらって家まで帰った。



明美は自分の布団に入り、眠った。



明日から、実習3週目が始まる・・・
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教育実習日誌 ©著者:ポチャ子

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