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8章:夜明け (9/9)

「じゃあ、俺もう行くわ。」

タケルは、抱き締めていた明美から少し身体をはなし、明美の唇にそっとキスをした。


不思議と、嫌ではなかった。

またしばらく会えなくなる、お別れのキスのようで、悲しくなった。


タケルはそのまま窓の方へ行き、振り返ることなく走っていってしまった。


夜が明けた。


これは一夜の夢だったのだろうか?


一瞬そう思ってしまうほど、あっけなくタケルは行ってしまった。


一人残された明美は、出勤の時間までソファーで眠ることにした。


何が起きたって、実習をやり遂げよう。

ここで逃げてちゃだめだ。

明美は心に決めた。


タケルの存在が、明美の中で大きくなっているのを、明美は感じていた。
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教育実習日誌 ©著者:ポチャ子

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