ホスト,キャバ,風俗等のちょっと大人の無料ケータイ小説!PC,スマホ、ガラケー全対応!

3章:保健室 (2/14)

「あら、珍しい。タケルくんだわ。」

松山先生は、にっこりとタケルのいる窓に近づき、窓の鍵を開けた。


「柳川先生に用事があるんですけど・・・」

タケルは、ちらっと明美の方を見て言った。

明美はドキッとした。

いつもの制服姿と違い、どろだらけの服を着たタケルが立っていた。


「あら、サッカー部は今終わったのかしら?」

「いや、あと片付けとか残ってる。」

タケルは適当にこたえた。

「あら、そうなの。もう7時まわったわよ。遅くまでがんばるのね。」

松山先生はそう言うと、明美に、こっちに来るよう手招きした。

明美は、なんとなく会いたくない気分だったが、しぶしぶ窓の方に行った。

「なぁに?タケルくん。」

明美は、平然を装って言った。


「俺、もうすぐ終わるからさ、ちょっと帰り話したいんだけど、待っててくれないかなぁ。」


タケルは、ちょっとてれくさそうに頭をかきながら言った。


31 /253

※この小説を友だちに教える⇒メール

いいね LINEで送る

教育実習日誌 ©著者:ポチャ子

夜のケータイ小説サイト「ホスラブ小説」
PC,スマホ、ガラケーで全ての機能が利用できます!

Copyright © hostlove.com All Rights Reserved.