僕がちっちゃかった頃、
よく家に回覧板が回ってきた。
その頃の僕は回覧板というものが
なんたるかをｲﾏｲﾁ理解していなかった。

ある日母上様から

川´_>｀)つ密､ちょっと隣の
田中さんとこに回覧板回してきて

(´_>｀)ｲｰﾖ

僕は素直に回覧板を持って
ﾉｺﾉｺと田中さんちに赴いた。

　　　　(((´_>｀)　　　




　　　　　　　(´_>｀)σﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ


｢(ﾌﾟﾂｯ)はーい｣


　　　　 ｺﾝﾇﾁﾜ(´_>｀)　

｢どなた様？｣

　　　　僕だよ(´_>｀)　

｢…僕…？ちょっと待っててねー｣

　　　　 　　 (´_>｀)　





(ｶﾞﾁｬ)

( ･∀･)あぁ、密君かぁ。
こんにちわ。どうしたの？

(´_>｀)つｺﾚ

( ･∀･)ん?あぁ､回覧板か｡ありがとう。

(´_>｀)ｸﾙｸﾙ

(;･∀･)?

(´_>｀)ｸﾙｸﾙ｡ではｻﾖｳﾅﾗ

Σ(;･∀･)えっ?ちょっと､
回しにきたんじゃないの?

(´_>｀)回したよ

(;･∀･)いや､あの…"回す"って
そうゆう事じゃ(ry

(´_>｀)僕､回してきてって
頼まれただけだから｡ｻﾖｳﾅﾗ

(;･∀･)…。



そして僕は、鬼の首でもとったかの顔で、
誇らしげに、回覧板を持ち帰った。

　　(´<_｀))) 　(･∀･;)